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「寝違え」は多くの方が一度は経験したことがあるかと思います。
しかし、正しい対処法を知っている人はほとんどいないかもしれません。
湿布やアイシング・ストレッチ、温熱療法など、自分で対処できる方法の中には、かえって症状を悪化させてしまうものもあります。
「寝違え」とはどのようなものなのでしょうか?
今回は、「寝違え」とは何か、対処法や改善方法について解説していきます。
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寝違えの症状としては、
首を左右に動かしたり、首を傾けたりすると、首や肩のあたりに痛みが出る。
というものです。
その影響で首を動かせなくなり、日常生活の中で、首を動かしたり、手をあげたりするだけで、痛みが出たりしますよね?
こうした寝違えの状態が、内部でどうなっているかというと、
首や肩の筋肉が軽い肉離れのようになっていたりします。
つまり筋肉が傷ついて、炎症が起こっているような状態です。
こうした寝違えが起こってしまう原因はというと、
夜寝ている最中に腕や肩や首を捻じったり、する状態で筋肉をずっと伸ばしたまま寝てしまったことで起きます。
寝違えは癖になると言われたり、多い人では、月に1回以上のペースでなる方もいます。
原因は、寝ている最中の姿勢ですが、小学生の頃はほとんど寝違えたりしませんよね?
寝相は寝違えの原因ですが、実は、“寝違えやすい体になっている状態“であるという認識が欠けていたります。
寝違えがなぜ、頻繁に起こるのかというと、首、背骨や腰の骨が歪んでいることで、常に背骨が捻じられていて、筋肉に負担が最初からかかっているのです。
そのことを知らず、寝違えをしやすい状態のままでいると、首の骨や背骨、腰の骨はさらに歪み、場合によっては、ギックリ首(頸椎捻挫)やギックリ腰(腰椎捻挫)など、筋肉だけでなく靭帯までも痛めてしまう可能性もあります。
寝違えをすると、多くの方は、その場しのぎの湿布やストレッチで済ませようとします。
ちなみにストレッチは要注意です。
先ほども書きましたが、寝違えは軽度の肉離れの状態とお伝えしました。
筋肉が損傷しているかもしれないのです。そんな状態で筋肉をストレッチして伸ばしたらどうなるでしょう?
筋肉はさらに傷ついてしまうかもしれません。
寝違えたときは、安易にストレッチをするのは避けてください。
湿布で冷やして、安静にするのが大事です。
ただ、痛みがあるからと冷やし続けると筋肉の回復を遅くしてしまうので、ある程度痛みが落ち着いたら、冷やすのを中断することも大事です。
温めたり、長時間の湯船につかることも炎症反応を強くしてしまう可能性があるので、気を付けましょう。
寝違えて、もし痛みだけでなく、腕にしびれなどが出る場合は必ず、整形外科でレントゲンを撮ってもらいましょう。
場合によっては頸椎ヘルニアなどさらに負担の大きい原因がある可能性があります。
寝違えやすい体になっている状態“になるのを防ぐため、以下のような生活習慣の改善方法がおすすめです。
・抱き枕などを使い、首や肩や腕の負担を減らすような姿勢で寝るように心がける。
・背骨の歪みや首や腰の骨などの歪みを治す。
・全身の筋肉の柔軟性を高める。
ご自身だけではなかなか、寝違えが治らない場合には、
整体や骨格矯正などで、しっかりと骨の歪みを調整することをお勧めします。