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最近ストレートネックという言葉をよく聞きます。
ストレートネックをスマホ首と言ったりもするようですね。
そして、自分がストレートネックだということを気にされる方を多く見かけます。
スポーツクラブやヨガなどをされていて、トレーナーからストレートネックと言われましたとか、
周りからストレートネックって言われたので、治したくて来院しました。という方が最近増えています。
いつの間にか、世の中にストレートネックという言葉がこんなにも認知されていることに驚きます。
ただ、ストレートネックを治したいという方が増える一方、
ストレートネックの原因と改善方法を知らない方が非常に多いと感じることがあります。
今これを読んでいて、自分がストレートネックと言われたり、自分でストレートネックだと思っている方で、
なぜ自分がストレートネックになっているのか?原因を知っているという方はいますか?
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世の中の多くの方が、ストレートネックに対しての原因を勘違いしているように感じるのです。
・スマホを使ってストレートネックになりました。
・リモートワークでストレートネックになりました。
・デスクワークの影響でストレートネックになりました。
そんなお話を聞くのですが、実は、猫背ではないけど、ストレートネックです。という方はほとんどいません。
ストレートネックの本当の原因は、
【本当の原因は猫背】にあるのです。
猫背の姿勢で、パソコンやスマホを使うと背中が丸まり、首を前に突き出したような姿勢になります。
首は本来前側に湾曲しているのですが、猫背になると前湾曲を作るのがくるしいので、首をストレートに使い始めるのです。
ストレートネック・スマホ首の本当の原因が猫背だとすると、
みなさんのストレートネックを改善するためには、まずは猫背を改善しないといけないのです。
猫背を改善せずに、枕や整体やマッサージなどでストレートネックだけを改善しようと思っても
猫背で生活をしていたら、ストレートネックを改善するのは非常に難しいです。
猫背を改善せずにストレートネックだけを改善しようとすると無理があります。
猫背で背中のカーブが急なのに無理に首を反らせるとどうなるでしょう?首が今度は反り過ぎてしまうのです。
首を反りすぎるとどうなるのか?みなさんは考えたことありますか?
首を反りすぎると首の骨の後方部分が詰まるようになります。
首の骨の後方が詰まると頸椎椎間板ヘルニアなどを患いやすくなります。
ストレートネックをストレートネックとしてだけで改善しようとするのは無理があります。
必ず猫背と一緒に改善するようにしましょう!!
ストレートネックと猫背を放っておくとどうなるのでしょう?
猫背とストレートネックで一番きつくなるのは、肩と首ではないでしょうか?
ストレートネックは頭が前に出た姿勢になるため、それを肩と首で支えないといけないのです。
釣り竿とか長い棒を持った時に真上に持っていると重さはそれほどでもないですが、前に突き出すように持つと途端に重くなりますよね?
あれと同じで頭が背骨の真上に乗っていればそれほどの重さとして感じなくて済むのですが、
頭が背骨よりも前に突き出すような状態になると途端に重さが変わってきます。
それを肩首の筋肉で支えないといけないのです。
そうなると肩首の筋肉は常に張っている状態になります。
肩首のコリはひどくなっていきます。さらに肩首がつらいので腰を反る様になります。
そうなると反り腰も始まるのです。
肩こりや反り腰くらいならまだいいのですが、ひどくなると頭痛やめまいが起こる人もいます。
反り腰は、腰痛や椎間板ヘルニアを引き起こすこともあります。
猫背で肋骨が固まると、内臓の働きや呼吸器系にも負担がかかってきます。
ストレートネック自体よりも、猫背や反り腰による影響も大きくなるのです。
では、ストレートネックと猫背を改善するにはどうしたら良いのでしょうか?
ストレートネックの予防と改善方法としては、まずは姿勢の改善です。
一つ目は、PC作業・デスクワークの姿勢の改善をすることが大事なってきます。
・机の高さ
・椅子の高さ
・机とイスの距離
・モニターの高さ
などです。
椅子の高さで大切なのは、椅子に座ったときに両足がつま先からかかとまでしっかりと着いた上で足首から膝までが地面に対して垂直になることです。
イスが低いと膝の角度が鋭角になり、太ももや膝裏あたりがイスから浮いてしまうと思います。
逆に高すぎるとかかとが浮いてつま先がついているだけになったりするかと思います。
大切なのは足の裏全体が床に着くこと。
太もも裏が全部イスについていることも大事です。
座ったときに骨盤がまっすぐに立つことが重要になります。
腰をイスの背もたれにもたれるよりも、仙骨が背もたれにあたって骨盤が起きている状態が大切です。
気を付けるポイントとして、まっすぐにしようとして腰を反ったり胸を張って座ったりしないことです。
机に関しては、イスと机の距離を近づけて手や手首を机に乗せるだけでなく、肘までが机に乗る様に置くことが大切です。
その際に体が丸まるような机であれば、机が低いということになります。
肘まで机に乗せると自然に姿勢がよくなるような高さであれば、ベストということになります。
モニターの高さは、モニターの下の3分の1あたりに目線が来るのがベストになります。
自然に目線がまっすぐ、もしくは少し上に行くような位置にモニターを設定していただくと良いです。
モニターの位置を目線より少し高めにすることにより、自然に姿勢が丸まりづらくなるのです。
ノートパソコンをお使いの方であれば、モニターを一つ購入いただいてモニターを使っていただくか、
キーボードを買っていただいて、ノートパソコンの位置を上げられると良いと思います。
大切なことは、自分の体重をいかに分散するかと、目線の位置を高めにキープすることです。
スマホを使用する際の姿勢に関してですが、
自宅でスマホを使うのであれば、スマホスタンドなどを使い、手を使わずに見られるようにすることが良いかもしれません。
電車内など、スマホを手で持たないといけないときは、
スマホを持つ腕の肘の下に反対側の腕やこぶしを置いて、スマホを持つ腕を下から支えるようにしてあげると良いです。
少しでもスマホを持つ腕の負担を減らすことと、少しでもスマホの位置を高くして体が前かがみにならないようにすることが大事なってきます。
バランスボールは実は素晴らしい姿勢改善・予防に使える道具になっています。
バランスボールを使うと、頭の重さに対してバランスを取るために、
背骨の延長戦で今のあなたの体にとって一番バランスの良いところで体を支えようとします。
その結果今できる一番いい姿勢にしてくれるのです。
ストレートネックになってしまった方にとっては、バランスボールに朝晩5分ずつ乗るだけでも、
正しいバランスを教えてくれる素晴らしいトレーナーとなってくれます。
もしリモートワークをしている方であれば、普通のイスとバランスボールを交互に使ってみるのも良いです。
バランスボールを使うことで悪い姿勢をリセットすることにも繋がるので、ぜひ仕事中にも使ってみてください。
筋トレとしては、肩甲骨の内側と下側の筋肉を鍛えて姿勢が起き上がりやすいようにしてほしいのです。
両手の幅50cmくらいにタオルを持ち、頭の上に持っていきそこから頭の後ろを通して下げる動作をします。
これを10秒くらいかけてゆっくりおろしてください。
そして下まで来たら、8秒くらいかけてゆっくり戻します。
10回くらい往復で行って下さい。
もし可能であれば朝晩10回ずつやっていただけると効果的です。
ストレートネックは、猫背とセットで骨格自体が歪んでいる状態になります。
整形外科でストレートネックと言われることがあっても、改善するのは難しいですよね?
ジムやヨガでトレーナーにストレートネックですねと言われても、
ヨガやトレーニングで効果的にストレートネックや猫背はなかなか改善しませんよね?
ストレートネックと猫背に関して言えば、骨格の歪みと筋肉の歪みが同時に起こっているので、
筋肉だけを動かしたり緩めたり、鍛えたとしても骨格が歪んでいると効果的でないことが多いのです。
マッサージや鍼なども同様に、筋肉へのアプローチはあっても骨格そのもの歪みを改善するのは難しいかもしれません。
骨格矯正を得意とする整体であれば、ストレートネックや猫背などの骨格の歪みと筋肉の歪みを同時に改善することが可能となっていますので、
ご自身の努力だけでどうにもならないときにぜひ活用してみてほしいのが、骨格矯正・骨格調整系の施術をする整体院です。
ご自身だけでは改善が難しい場合には専門の整体院を探してみてください。
近年ではストレートネックに悩まされる方や、ストレートネックが気になる方が非常に多くなってきています。
実際には猫背が原因となりますので、トレーニングや改善のための取り組みをしても効果的に改善するのはなかなか難しいと思います。
骨格が一度歪むとそれを支える筋肉も歪んでいる状態になるため、正しい状態に戻すのが非常に難しいのです。
もし改善したくてもなかなか良くならない場合は、整体で改善が可能ですので当院にご気軽にご相談ください。