猫背・反り腰・巻き肩は整体に何回通えば治るのか?整体師が解説します

何回通えば良くなるのかな?

近頃、お電話でご予約いただくお客様からのご質問で、体の痛みや不調について、
・1回でよくなりますか?
・何回通えば治りますか?
という質問をいただくことがよくあります。

今回は、「どれくらいの施術でよくなるのか、治るのか」についてお伝えしていきます。

「1回で治るか? 何回通えば治るか?」というご質問が多い方

さきほどのご質問は、特に猫背や反り腰、巻き肩といった、骨格の歪みで悩まれている方に多い質問だなぁと感じます。

本当に歪みや辛さを改善したくて、いろんな治療院に行ってみて、それでもやっぱりよくならないと感じるからこその質問だと思います。
できれば、私も一度でよくしたいと思っています。

しかし、猫背や反り腰といった骨格の歪みの場合、年数をかけて歪んでいっています。
その年数に比例して、筋肉も骨格も歪んでいます。

何年も歪んでいる場合の体の状態とは?

学生時代から猫背が気になっている方であれば、学生時代から歪んだ状態をずっとし続けているということになります。

たとえば、雪が降り積もった場合、降ったばかりの雪であれば、すぐに雪かきでどかして、地面を見ることも可能です。
しかし、もしも2mもの雪が降り積もっていたとすれば、上から雪をどかしても最初はいいと思いますが、途中からはかなり固い雪になり、氷のようになっていたりしますよね?

骨格の歪みや筋肉の歪みも同じなのです。

負担のかかっている個所を、少しずつ、ひとつひとつ順番に歪みをとっていく必要があります。
強引に歪みを治そうとすれば、逆に負担になるケースもあるのです。

実際のところ、一回で実感できるの?

人によって歪み方も負担も違うので、どのくらいで治りますか?とご相談を受けても、「1回で」とも「○回で治ります」とも言うことが非常に難しいです。

しかし、1回で治すことは簡単ではありませんが、多くの方は、1回で今までの姿勢との違いを感じるケースが多いのが実際のところです。
そして、2~5回の間に大きな変化や毎回の変化を感じる方も多いです。

猫背・反り腰・巻き肩の原因

猫背や反り腰、巻き肩などの骨格の歪みを引き起こす原因として、
・普段の姿勢が良くない
・学生時代のスポーツでのケガ
・幼少期のけがや転んだこと
・長時間のデスクワーク
・妊娠、出産
などがあります。

そして歪んだ姿勢で生活をしていると、その姿勢での体の使い方が脳にインプットされている影響で、無意識のうちに歪んだ体の状態で生活をしてしまいます。
そのため、無意識に元の歪んだ状態に戻そうとするケースがあり、そうするとなかなか改善されません。

猫背・反り腰・巻き肩は一回で治るのか?

もちろん、1回である程度の効果が出ることはあります。
しかし、猫背・反り腰・巻き肩などを改善していくためには、1回の骨格矯正だけでなく、定期メンテナンスをお勧めします。

・ご自身の身体感覚のズレを知っていただくこと
・ご自身の身体感覚の修正
・正しい体の使い方

などの順番で、猫背や反り腰、巻き肩の根本からの改善に取り組んだ方が良いと思います。

猫背の一番の原因

猫背の原因は、いくつかあると思いますが、現代では、一番大きな理由になるのはデスクワークでの座っている姿勢が大きいと思います。

合わない机やいす、そしてモニターの位置が猫背にしてしまうと思います。
腰が曲がり、首が前に出た姿勢になり、それを維持するために、背中の筋肉、肋骨の筋肉が硬くなることで、猫背が出来上がり、日々の生活でさらに猫背が進行するようになります。
猫背が進行すると前に出ている頭を支えるために首の筋肉と肩の筋肉が硬くなることで肩こりになります。
猫背になり肩こりになると巻き肩になります。
猫背により肩こりがひどくなると今度は、腰を反るようになり、反り腰になります。

猫背を直そうとすると反り腰になる危険

猫背というと、背骨が曲がっていて姿勢が悪いと皆さんは考えますよね?
「背筋を起こしなさい」とか「姿勢が悪いから背中を伸ばしなさい」と言われた方は多いのではないでしょうか?
猫背の方が背筋を起こそうとしたりすると腰を反るようになります。
反り腰の方の中には、猫背であることを気づかずに姿勢がいいと思っている方もいます。

前にテレビで子供の集中力を高めるために、幼稚園児の座っている姿勢をよくすることを大切にしている幼稚園を見たことがあります。
幼稚園の先生が、背中が曲がっている子の背中を押して背中を反らせるのです。
その映像を見ていて、私は少し悲しくつらい気持ちになりました。
先生たちは良かれと思って行っているのですが、整体師の私から見ると、その丸まったものを無理やり起こしたら、間違いなく将来腰痛になると感じました。
下手をすると椎間板ヘルニアとかになるかもしれません。
幼稚園の時から間違った姿勢を覚えてしまうと2、30年後にはどうなってしまうのだろうと心配になりました。

猫背を自分で良くすることはできるのか

人は自分で、姿勢を良くしようとするのには大変難しくそして限界があります。
正しい姿勢を知らないのによくしようとするのですから。
例えるなら、正しい英語の発音を知らないのに、間違った発音を正しい発音にすることはできないですよね?

自分の正しい姿勢を知らないからこそ歪んで猫背になり、反り腰になっています。
そして、原因はデスクワークかもしれません。デスクワークをしなくなったら治るかと言えば、一度なってしまった猫背はソウソウに治りません。
なぜなら、みなさんは治すべき場所を知らないからです。

猫背というと背骨を治せばいいと思っていませんか?
猫背で治すのが難しいのは、実は肋骨なのです。

猫背で直すのが難しいのは肋骨

アコーディオンを思い浮かべてください。
アコーディオンの蛇腹が固まってしまったら、アコーディオンを伸ばすことはできないですよね?
肋骨と肋間筋は、まさにアコーディオンでの蛇腹と同じように伸び縮みしています。
自分の肋骨が伸び縮みするということを知っている方がほとんどいません。
鼻から呼吸をするときには、肋骨が伸び縮みすることで呼吸をしています。
しかし、このことを知らない方がたくさんいます。

そのくらい自分の身体がどう動くのかを知らないのです。知らないのによくしようと思っているのです。
旅行に例えるなら、
大阪に行きたいという目的があるとします。
でも方角も手段もわからなければ、行きようがないですよね?
猫背を治したいという思いがあっても
どんな状態かもわかっていないし、治し方もわかっていないのでは治しようがないのです。

肋骨が動いていることを知らないのに肋骨を正しく動かすことはできないのです。
猫背を改善するには、肋骨に柔軟性を取り戻す必要があります。
アコーディオンのように伸び縮みする肋骨にする必要があります。

整体院で猫背が改善しなかった方へ

猫背を改善したいと思って、整体院を訪れる方もいると思いますが、猫背があまり改善しなかったと思った方はぜひ思い出してみてください。
肋骨を整体の先生に施術してもらいましたか?
されていなければ改善しないことこそ道理なのです。

根本から改善するためには、なった原因もそうなのですが、それ以上に正しい体の動きを知ることとそれに合わせた施術をすることが大事なってきます。

自分の力やセルフストレッチで、肋骨に柔軟性を出せるかぜひトライしてみてください。それがどれほど難しいことかわかると思います。

猫背の方に知っておいてほしいこと

猫背の方に知っておいてほしいことがあります。
それは、猫背が万病の元であるということです。
猫背というとただ姿勢が悪いだけと思っている方が非常に多いのです。
実は猫背というのは、内臓や呼吸器系、循環器系に非常に負担を与えます。
猫背になると内臓が下がるので、内臓の動きもわるくなります。
そうなると冷え性にもなります。体温が下がれば免疫力も下がるので、病気になりやすくなりますし、がんにもなりやすくなります。
肋骨の動きが悪くなれば、呼吸が浅くなります。無呼吸症候群にもなりやすくなります。
呼吸器系が悪くなると慢性疲労になりやすかったり、免疫力が下がりやすくなります。さらには循環器系にも負担がかかるようになります。
呼吸が浅い分、少ない酸素を体の隅々に送らなければならないため心臓や血管に負担がかかります。
そのため心筋梗塞や脳梗塞などにもなりやすくなります。

院長からのメッセージ

猫背は万病のもとです。自分では改善するのが非常に難しいので、もし猫背が気になっているなら、ぜひ当院に一度ご相談ください。
小学生時代からの猫背の方も当院独自の骨格矯正メソッドで、猫背をしっかりと改善に導きます。
どこに行ってもよくならなかったり、マッサージや整体は一時しのぎにしかならいと思っている方はぜひご相談ください。

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