生理痛がひどいのが当たり前になっていませんか?

生理痛が辛い女性

生理痛がひどいのは、当たり前ではありません。
生理痛に悩まされない状態で生活をおくることができれば、それが大事なことです。
今回は、生理痛の原因や予防方法などについて、お伝えしていきます。

なぜ生理痛は起きるのでしょうか?

妊娠しなかった場合、子宮の内部にある子宮内膜が剥がれて体外へ排出されます。
そして、内臓の一部である子宮は筋肉により機能しているので、冷えると固くなるという性質があります。 

内臓や筋肉は、固いと柔軟性が失われ、伸び縮みがうまく出来なくなります。

固くなった筋肉を無理にストレッチすると、逆に痛めてしまったりしますよね?
それは、固くなった筋肉を無理にさらに伸ばそうとするから起きてしまうのです。

子宮が内膜を剥がす際、子宮は子宮に付随した筋肉を収縮することによって徐々に剥がしていきます。
この時、もし、“冷えて固くなった” 状態の子宮を筋肉で無理に収縮しようとすると、固くなった内膜を無理やり筋肉の収縮で剥がそうとして押し出ます。

ここで、無理やり筋肉を収縮させているので、ギューっと引っ張られるような痛みやズンとくる鈍痛などが続くことになるのです。

どうすれば生理痛を抑えられる?

イメージとして例えると、かさぶたを無理に剥がすと痛いですが、お風呂の中で徐々に剥がせば、そこまで痛くはないですよね?
それと似たようなことが起きるのです。   

無理やり子宮の筋肉が内膜を押し出すのが、かさぶたを無理にはがすイメージです。
柔軟性のある子宮が内膜を押し出す感じが、お風呂の中でかさぶたを徐々にはがすイメージと思ってもらえるといいかもしれません。

子宮の柔軟性を保つためには、子宮まわりの血行をよくし、子宮や付随する筋肉が温かく柔軟に動けるようにしておく必要があります。

プロスタグランジンの分泌も生理痛の原因に

また、生理痛のもう一つの要因として、プロスタグランジンという物質が急に増えることにあります。
この物質は、子宮内膜を体外に排出させるため、子宮の収縮を促す役割があります。
子宮や筋肉が固いと、収縮を促すためにプロスタグランジンが大量に分泌されることになります。

このプロスタグランジンの量が多ければ多いほど、収縮が強くなり、痛みがさらに出やすくなります。
また血管を収縮する作用もあるため、さらに子宮や筋肉が固くなったり、冷えるようになったりします。その影響で腰痛、吐き気や下痢が起こるようにもなります。

プロスタグランジンはホルモンに似た生理活性物質のため、自律神経の働きとも関係があります。
自律神経も乱れやすくなるため、不眠やリラックスしづらい状態になり、さらに子宮や筋肉が硬直しやすくなったりします。

生理痛を予防するためには?

生理痛は、筋肉が冷えて固くなると強く感じやすいと言えます。
生理痛がひどい状態が当たり前じゃないということを、知っておいてください。

予防のために必要なことは、

① 骨盤や骨格の歪みを整える。
② 筋肉の柔軟性を高める
③ 自律神経を整える
④ 身体を温める

などです。

ほぐすんは、骨盤・骨格矯正により、骨盤や骨格の歪みを整え、筋肉に柔軟性を持たせるように施術をしています。
骨格や筋肉の歪みを調整することにより、自律神経を整えることにもつながります。
また、カッピングにより冷え性の改善を目指した施術をしております。
生理痛に悩まされている方は、お気軽にご相談ください。

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