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ぎっくり腰とは、病院に行くと正式には「急性腰痛症」または「腰椎捻挫症」と診断されます。
何気ない些細な動作で、突然に腰が激痛に襲われ、立っていられなくなるような症状になります。西洋では、「魔女の一撃」と呼ばれるそうです。
そして、一度ぎっくり腰になってしまうと、何年かおきに繰り返すようになることが多いです。
今回は、そのぎっくり腰の原因や対処法についてお伝えします。
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ぎっくり腰の症状は、腰に痛みが出て、立つこともできないほどの痛みが起こります。
寝転がっていても寝返りもできないくらい痛みがあることもあります。
ぎっくり腰になると、周りの筋肉が硬直することで、ささいな動きでも腰に激痛が走ります。
くしゃみや咳でも激痛が走るようになります。
ぎっくり腰の原因は、以下のようなものが考えられます。
(1)重い荷物によるもの
重い荷物を持ち上げたり、運んだりすることや、長時間の屈んだ姿勢などによって、腰の筋肉に負担がかかった状態をしていることが考えられます。
(2)スポーツ・ストレッチなど
スポーツや運動、ストレッチにより、過度に腰の筋肉や靭帯に負担をかけてしまった場合。
特に、野球やテニス、ゴルフ、投てきなど、捻じったりひねったり、重さのある道具を使う場合は、腰に負担がかかるため、なりやすいかもしれません。
また、ヨガなどのゆっくりした動作であっても、捻じったりひねったりする運動は腰に負担がかかり、ぎっくり腰になる可能性があります。
(3)デスクワーク
近年では、長時間のデスクワークでもぎっくり腰になる方がいます。
猫背気味になり、腰の筋肉が同じ姿勢をしている影響で負担がかかり起こることもあります。
(4)ヘルニアなどの症状がある場合
腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離症、腰椎すべり症などになっている方もなりやすいです。
(5)内蔵が悪い方
胃や腸、肝臓、腎臓などの調子が悪い方も、常に腰の筋肉が張っている状態になり、ぎっくり腰になることもあります。
筋肉に負担をかけてしまうことで筋肉が突っ張ったり、炎症が起きた状態は、「急性腰痛症」と診断されることになります。
また、筋肉だけでは支えきれずに靭帯に負担がかかり、靭帯を伸ばしてしまうと、「腰椎捻挫症」という状態になります。
ぎっくり腰になってしまった場合、まずは安静にすることが大切です。
痛みがあるのは、これ以上、体を動かさないために身体が出している信号です。
ぎっくり腰の対処療法としては、
・安静にすること
・湿布などの炎症を抑えるようにすること
・痛み止めなどの鎮静剤などを利用すること
・動く際はコルセットなどを使い、腰を固定するようにすること
などがあげられます。
足にしびれや痛みが伴う場合、ぎっくり腰であるとともに「腰椎椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」などの疑いもありますので、その際は必ず病院に行くようにしましょう。
「椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」の場合、安静にしていても、数日経っても痛みの軽減が見られないことがあります。しっかり病院で検査を受けるようにしましょう。
2、3日して、痛みが引いてきたら、腰や骨盤、股関節の歪みに対して、整体などでしっかりと骨格矯正などを行い、歪みを取ることをお勧めします。
寝違えやすい体になっている状態“になるのを防ぐため、以下のような生活習慣の改善方法がおすすめです。
・抱き枕などを使い、首や肩や腕の負担を減らすような姿勢で寝るように心がける。
・背骨の歪みや首や腰の骨などの歪みを治す。
・全身の筋肉の柔軟性を高める。
ご自身だけではなかなか、寝違えが治らない場合には、
整体や骨格矯正などで、しっかりと骨の歪みを調整することをお勧めします。
ぎっくり腰が起こるメカニズムとして、
腰椎の歪み、骨盤の歪みがあり、そうした歪みを腰の筋肉が常に支える必要があるため、過度に緊張した状態になっている可能性が高いです。
ぎっくり腰は癖になると言われ、一度なってしまうと、何年かおきに繰り返される方が非常に多いです。
では、なぜ何度も繰り返してしまうのでしょうか。
ぎっくり腰になる際に筋肉だけ傷めたのであれば、癖になって何度も繰り返すということは起きにくいです。
しかし、靭帯を痛めるようなぎっくり腰になった場合は、腰の歪みか骨盤の歪みによって、常に腰がねじれたり、傾いたりした状態で生活していることになります。
そうした状態が続いていると、筋肉に負担がかかりやすいですし、常に筋肉が緊張状態になってしまい、何度も繰り返してしまう可能性が高くなります。
過去に一度でもぎっくり腰になった方は、ぎっくり腰に二度とならないために、骨格の歪みの改善や、骨格矯正を行える整体院などを探して、根本から改善されることをお勧めします。